2016年はやくも3月になりました。
今年の4月から導入開始予定とされている首都高速の新料金体系ですが、
細かい料金設定見る気にもなりませんね!
簡単な解説と目安を記載します。
ちなみにETC利用での話となります。現金に関しては距離関係なく
上限金額の支払いとなり、かなり損となりますのでETC導入がますます
必須となります。
まず大きく変わる変更点
その1:下限が300円~になり上限が1300円と大幅値上げです。
(※普通車の料金体系の金額となります)
現状上限930円ですので上限金額だけ見ると約40%の値上げになります。
現在510円が下限ですので少しの距離の利用であれば割安になります。
それでは少しの距離(300円内)とはどれくらいかというと5KMです。
たとえば東名高速を例にとると用賀から東名まで0.4KMですので510円→300円と
お得になります。
その1つ手前の三軒茶屋から用賀までの距離は5.4KMあります。
5KM以降は0.1KMごとに10円が加算される料金体系にかわりますので300+80=380円と
まだお得ですね。100M走るごとに10円かかっていると思うとなんだか微妙な気持ちになります。
ちなみに車両区分が増えました。各車両区分ごとに下限金額、上限金額も変更になっています。
その2:車両区分が現2種から5種へ
※()内の数字は普通車を1としたときの料金倍率になります。
現在は 普通車(1)と大型車(2)ですが、4月からは更に細分化したものに変更されます。
新区分は
・軽、2輪(0.8) 下限、上限金額 270円~1,070円
- 軽自動車
- 小型特殊自動車
- 小型二輪自動車(側車付きを含む)
・普通車(1) 下限、上限金額 300円~1,300円
- 小型自動車(二輪自動車及び側車付き二輪自動車を除く)
- 普通乗用自動車
- けん引軽自動車等と被けん引自動車(1車軸)との連結車両
・中型車(1.07) 下限、上限金額 310円~1,380円
- 普通貨物自動車(車両総重量8t未満かつ最大積載量5t未満で3車軸以下のものまたは
被けん引自動車を連結していないセミトレーラ用トラクターで2車軸のもの) - マイクロバス(乗車定員11人以上29人以下で車両総重量8t未満のもの)
- けん引軽自動車等と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両
- けん引普通車と被けん引自動車(1車軸)との連結車両
・大型車(1.65) 下限、上限金額 390円~2,040円
- 普通貨物自動車(車両総重量8t以上または最大積載量5t以上で3車軸以下のもの、車両の総重量、
長さ等が車両制限令第3条第1項第2号イに定める限度以下で4車軸のもの及び被けん引自動車を
連結していないセミトレーラー用トラクターで3車軸のもの) - バス(乗車定員30人以上または車両総重量8t以上の路線バス及び車両総重量8t以上で、
乗車定員29人以下かつ車長9m未満のもの) - けん引普通車と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両
- けん引中型車と被けん引自動車(1車軸)との連結車両
- けん引大型車(2車軸)と被けん引自動車(1車軸)との連結車両
・特大車(2.14) 下限、上限金額 460円~2,600円
- 普通貨物自動車(4車軸以上で、大型車に区分される普通貨物自動車以外のもの)
- けん引中型車と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両
- けん引大型車と被けん引自動車との連結車両で車軸数の合計が4車軸以上のもの
- 特大車がけん引する連結車両
- 大型特殊自動車
- バス(乗車定員30人以上のもの、または車両総重量8t以上のもの(いずれも路線バスを除く))
これを見る限り軽自動車・バイクは恩恵を受ける料金体系となります。2割安くなる形です。
大型車も現在より35%減の掛け率となりますので、距離によってはお得かもしれません。
ご利用のインターから目的のインターまでの距離がわかるページがあります。
2016年4月からの新料金体系:ルート:距離検索 ※首都高ドラーバーズサイトにリンク
弊社は箱崎インターのすぐ近くですので箱崎から高速に乗ることが多いのですが、
どこから乗ればお得になるか?東名方面、中央道方面、または埼玉方面、千葉方面など
首都高ドライバーズサイトなどを閲覧しながら確認し、渋滞の回避と経費削減をしながら
営業車で営業されている事業主の方は賢く新プランを使いこなしていきましょう。
※参考サイト
首都高ドライバーズサイト(http://www.shutoko.jp/)